PHPの将来性を考える

どんなものがある?PHPで書かれたwebサイト

PHPで書かれたWebサイト

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巨大サービスが最初にPHPを選んだ理由

かの有名なFacebookが、かつてPHPで書かれていたことはあまり知られていないことです。FacebookがPHPを選択した理由は、PHPがシンプルで学びやすく書きやすい言語だったからだと公式でも述べています。2013年からは別の言語に移行してしまいましたが、世界で10億人を軽く超える人々が利用する巨大サービスが、PHPからスタートしていたことを考えると、空洞化が進むともいわれるPHPが持つ可能性の大きさを感じるのではないでしょうか。シンプルなプログラミング言語で作りたいものが作れるならば、難しい言語を苦労して覚える必要がないというのは、非常に合理的な考え方です。PHPは案件も需要もまだまだ安定しているので、PHPの必要性を再認識するのは大切なことです。

動的サイトと静的サイトの違いとは

Facebookをはじめ、YouTubeやTwitterなど誰もが知っているWebサービスは「動的サイト」と呼ばれているものです。動的サイトとは、ログイン機能を使ってマイページを管理したり、動画を見たりできるといった文字通り動きのあるサイトのことです。これらの動的サイトは、PHPやRubyなどのサーバーサイド言語と、HTMLやCSS、JavaScriptなどのクライアントサイドの言語を組み合わせて作られています。
静的サイトは、文字だけが表示されている個人ブログや企業や施設等のWebサイトに見られるような、HTMLやCSSのみで書かれている動きのないシンプルなサイトのことです。静的サイトは、PHPやRubyなどのサーバーサイド言語を使うことで動的サイトに変えることができます。

Webサイト作りなら「WordPress」

PHPとデータベースで作られている「WordPress」は、Webサイトやブログ、アプリを作るためのソフトウェアとして世界的に有名です。WordPressを開発したのは、当時19歳だったMatt Mullenweg氏です。2003年のサービス開始から10年後には、世界中の上位1,000万サイトのうち約2割を占めるようになり、CMSの中でのシェア率は6割を超えるほどに大きく成長しました。豊富な機能や美しいデザインのサイトを無料で簡単に作れるとなれば、利用者があとを絶たないのも無理はありません。

初心者だけでなくプロの満足度も高いWordPressは、個人的なブログから企業のコーポレートサイトまで幅広く利用されています。

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ECサイト作りなら「EC-CUBE」

ECサイトの構築もPHPの代表的な特徴です。ECサイト構築ツールの「EC-CUBE」も、PHPを使って開発されています。このツールを使えば、サイト規模の大小にかかわりなく会員情報の登録や削除、更新から商品購入の一連の流れまで自由にカスタマイズできます。EC-CUBEはオープンソースのツールとして公開されているので、豊富な機能を無料で利用できます。

運営に不可欠な機能がしっかりとカバーされているので、サイトの大小にかかわらず正確で効率的な管理を行うことができます。

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PHPはどうなる?

PHPの空洞化が進んでいる現状についてあらためて分析しつつ、PHPの将来について考えるサイトです。お問合せはMAILにお願いします。